今年のレイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスという2人のスーパースターを筆頭に、ここ数年のレイカーズの中で最強の布陣です。
二枚看板の脇を固めるのがダニー・グリーン、ジャベール・マギー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンド、エイブリー・ブラッドリーなど実績のある選手ばかり。
若手有望株のカイル・クズマもいます。
これだけの陣容を固められたのもすごいのですが、実はそれ以外にも注目選手がいるのですね。
それがクイン・クックとアレックス・カルーソの2人。
クイン・クック、古巣相手のデビュー戦で16得点の活躍
プレシーズンマッチもついに終わりましたが、終盤は若手のアピールの場にもなります。
現地時間10月16日に行われたウォリアーズとの一戦。
注目する2人の選手もしっかり活躍していました。
そのうちの1人、クイン・クックは昨年までウォリアーズにいたポイントガードです。
ウォリアーズのセカンドチームに定着していて、エースのカリーの代わりに入る重要な選手の1人でもあったのですが、今季はレイカーズへ移籍。
その彼(背番号は2番)のレイカーズデビュー戦で見せたのが16得点、2アシストの活躍。デビュー戦は早速の古巣相手での試合でした。
彼の武器の一つであるスリーポイントシュートもしっかり沈めつつ、ドワイト・ハワードやアンソニー・デイビスとのピックアンドロールの形なども決まっていて早くもチームにフィットしている印象。
ポイントガードはエイブリー・ブラッドリー、ラジョン・ロンドと良い選手がいますが、得点力もある彼のチームへの定着率を見るとポジション争いはこれから熾烈になるものと思います。
プレシーズンマッチでのPGのスターティングメンバーはブラッドリーですが、ブラッドリーがいるときはレブロンがゲームコントロールをしている時間が結構ありますが、ロンドが出場しているときはロンド自身がコントロールして、P&Rでビッグマンを生かす展開を作ったりなど、ベテランのロンドのほうがゲームメイクは上手いように思っていました。
しかし、今回の試合では、そういう展開をブラッドリーも見せてくれていましたし、クックもゲームメイク力あります。今年のレイカーズはPGの層も厚い。
アレックス・カルーソ、爆発する得点力
2人目の注目選手がアレックス・カルーソ。
彼は昨季までは2WAY契約選手でしたが、昨季怪我で主力陣が抜けたレイカーズで実績を残し、今季晴れてNBA本契約を勝ち取った25歳の新鋭です。
昨季、1試合32得点も記録した試合もありました(しかも、10リバウンド5アシストまで記録しています)。
2WAY選手ながらこれだけの数字を残せるなんて。
彼の一番の持ち味はアウトサイドシュートですが、ドライブインからのワンハンドからのフローターシュートやダブルクラッチなども上手い選手ですね。
決してずば抜けたスピードやクイックネスのある選手ではないのですが、ゴールへの強い執着心を感じさせるプレーでしっかりゴールをねじ込みます。
プレシーズンマッチでは昨季見せた爆発力を見る機会はありませんでしたが、控えとしてまずまずの結果を残した印象です。
今年のレイカーズは間違いなく強い
クイン・クック、アレックス・カルーソという期待のベンチメンバーが控えるレイカーズ。
スタメンは凄いことになっているし、ベンチメンバーまで実績のある選手ばかりで今年のレイカーズが強いことは間違いです。
プレシーズン前は新しい選手ばかりのチームで主力陣の相性がどうか分からないなど色々言われていました。それなりに強いことは間違いないが優勝候補とまでは…という方が多い感じでしたが、蓋を開けてみるとやっぱり強い。
今年のレイカーズは本当に楽しみですね。
今年のNBAは楽天が独占配信となり、サービス名称がNBA Rakutenと変更されスマホアプリも専用アプリがリリースされるなど刷新されました(従来は、楽天TVの一枠でした)。試合の配信のみならず、リアルタイムでのスコア実況、チーム・選手のスタッツ、ニュースなどもこの専用アプリ一つで楽しめるようになっているのですね。
今週のNBA開幕が待ち遠しいです。