今年のレイカーズは期待大、プレシーズンマッチで魅せたADの存在感

10月23日から始まるNBAですが、プレシーズンマッチが始まっています。

プレシーズンマッチは、オフシーズンにあったトレードやドラフト選手によって生まれ変わったチームの仕上がりを確認できる非常に楽しい機会です。

今年のオフシーズンは、大型トレードが実現したことで楽しみなチームがたくさんです。

なかでも、今夏のオフシーズンで大型補強に成功したレイカーズはとても楽しみなチームです。

古豪レイカーズのプレシーズンマッチを見ていきましょう。

今季のNBAは大型トレードが実現しロサンゼルスが熱くなっていることは再三伝えてきたとおりですが、期待の集まるLAダービーがいきなり開幕戦で...

レイカーズの今夏の補強をおさらい

さて、まずはレイカーズのオフシーズンの補強を振り返りましょう。

まずは、USA代表経験もあるアンソニー・デイビス(通称、AD)をペリカンズからトレードで獲得したことはオフシーズン最初のビッグニュースでした。

NBAの顔であるレブロン・ジェームズとの共演に、レイカーズへの期待度はいきなり急上昇。

さらに、昨季トロント・ラプターズで個人2度目のNBA優勝を経験した3Pシューターであるダニー・グリーン、昨季はウォリアーズ在籍していた器用なセンターのデマーカス・カズンズが加わり、レイカーズは優勝候補にも挙げられるようになりました。

その後、デマーカス・カズンズが怪我したことで長期離脱となりましたが、そのときに急遽契約されたのがドワイト・ハワード。屈強な体を持つベテランセンターです。

さらに、ディフェンスに定評のあるエイブリー・ブラッドリーを同じLAを本拠地とするクリッパーズから獲得に成功しました。

こんなにも実績のある選手をバランスよく獲得できたのが今年のレイカーズです。

そんなレイカーズのプレシーズンはおそらくNBAの中で注目度が一番高かったはず。

期待マックスのレイカーズ、名門復活なるか。

いよいよ始まったプレシーズンマッチ。

相手はここ数年王朝を築いていたステフィン・カリー擁するウォリアーズ。

注目のスタメンはというと、エイドリー・ブラッドリー、ダニー・グリーン、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ジャベール・マギーの5名。

5人のうち3人が新加入メンバー。

ポイントカードはラジョン・ロンドではなく、新加入のエイドリー・ブラッドリーだったのが意外。

その注目の1クォーター開始を見ると、圧倒的な存在感を見せたのがアンソニー・デイビス。

アリウープあり、ゴール下でのリバンド競り合いからのねじ込むダンク、柔らかいタッチのジャンプシュート。

いやー得点力半端ない。

とくに、ジャベール・マギーとビッグマンコンビは強力でした。

対するウォリアーズは、ディフェンスの上手いアンドレ・イグダーラがいなくなりましたが、同じくディフェンスに定評があるドレイモンド・グリーンがいますが、この2人を抑えることはなかなか難しい印象を受けました。

アウトサイドには、安定感のあるレブロン・ジェームズがいますし、ダニー・グリーンの3Pもあります。

レブロン・ジェームズもそんな布陣からかプレーにも余裕のある感じがしました。

レブロンについては、シーズン開始前からポイントガード起用の話はありましたが、確かにPGがエイドリー・ブラッドリーのときは、ゲームメイクもレブロンが主導し、PGがラジョン・ロンドが出ているときはSFといった役割をこなせていたように思います。

守備面もやはりバランスが良くてビッグマン2人は壁になっていましたし、ガードの2人はやっぱりディフェンスが上手かったですね。

今年のレイカーズは面白い!

プレシーズンマッチは、今年のレイカーズへの期待がより一層高まるものとなりました。

レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板を中心に、周囲を固める名選手が機能しているように感じました。

惜しむらくは長期離脱のデマーカス・カズンズですが、その穴を埋めるドワイト・ハワードもラジョン・ロンドとのピックアンドロールはなかなか良い相性を感じさせるものでした。

ここ数年、低迷する名門が復活のシーズンかもしれません。

今年は楽天NBA(NBA Rakuten)のリーグパスを契約したので、全試合観戦できるので、レイカーズの試合はしっかり観ようと思います。

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